昔からこの時期に市場に出回るたけのこ。竹のお子さんですね。
今では、水煮などが一年中売っていますが、今買うなら、ぜひ、新鮮なたけのこをいただいて、ダイエットフード/健康食品として、食卓に取り入れてみてはいかがでしょう。
たけのこは「古事記」に登場していることから、日本では古くから食べられていたようです。
しかし、現在一般的に食べられている孟宗竹(もうそうちく)という種類が日本に入ってきたのは江戸時代のこと。
現在、食用として食べられているのは、孟宗竹、淡竹(はちく)、真竹(まだけ)などの種類です。
では、美味しいたけのこをいただくために、主な産地と時期から見てみましょう。
九州地方で半分以上のたけのこが収穫されているのですね!
しかし、今年は去年の夏の雨不足も影響し、たけのこが高騰しているそうです。
また、奇数年(裏年と呼ぶそうです)は不作になりやすいというデータもあります。
なので、奇数年×夏の雨不足の今年は、去年2kgで1,500円だったものが、今年は2kgで3,500円なんてことも。
たけのこ好きには、ちょっぴりがっかりな年ですね。。
たけのこは2月頃から出回り始め、5月頃までがシーズンです。
今年も残りわずかですね。でもこの裏年に、もしたけのこが食べられたらラッキーです!
というのも、たけのこは低カロリーで健康食品と言われています。
主成分となるのはたんぱく質で、現代人が不足しているとされる栄養素です。
他にも食物繊維やビタミン類など栄養豊富でありながら、エネルギーが少ないのが特徴です。
さらにさらに、驚くほど、美容にも効果的な成分がたっぷりなのです。
こんなにすごいパワーがたけのこにあるなんて、ご存知でしたか??
さすが、土の中でニョキニョキとたくましく育っただけありますね。
前項でもあり、今年は少し高級品ですが、これだけの栄養があれば、旬のうちに食べておきたいですね。
たけのこの選び方は、形はずんぐりしていて、ずっしりと重いものを選びます。
皮にツヤと湿り気があり、頭が黄色く開いていないものが新鮮なたけのこです。
頭の部分が緑色になったものは、陽にあたり育ちすぎて、エグ味が強く固くなっています。
根元のイボイボは少なく、赤い斑点のないものが良いそうです。
新鮮なたけのこをゲットしたら、まず考えるのが、アク抜きですね。
実は新鮮なたけのこは生でも食べられます。しかし、お店で買ったものは収穫から時間がたっているので、アク抜きが必要です。たけのこは、時間とともにエグ味が強くなり、香りが抜け、固くなってしまうので、早めにアク抜きをしましょう。
たけのこは外側の皮を2〜3枚取り、あとは皮のまま水洗いし汚れを落とします。次に頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に1本切れ目を入れます。鍋にたけのこがかぶるぐらいの水と米ぬか一握りと唐辛子2本程度を入れ、たけのこが浮かないように落とし蓋をして1時間ほどゆでます。ゆで具合を串を刺して確かめ、火を止めてそのまま自然に冷まします。
皮にはたけのこを柔らかくしてくれる成分が含まれているので、皮ごとゆでるのがポイントです。
米ぬかを入れるのは、たけのこのエグ味の成分を取るためで、米ぬかがない時は米のとぎ汁で代用できます。
アク抜きができたたけのこは、水をいれたプラスチック製の保存容器にいれ、冷蔵庫に入れます。
この時、なるべく毎日水を変えるのがおすすめです。
たけのこは下ごしらえなど、普段使いのお野菜と比べると少し手間が掛かってしまいます。
だからこそ使う状況に応じて、たけのこを長く、賢く、美味しく味わいたいですね。
このように見てみると、旬の時期は水煮などの状態ではなく、1本まるごと購入して楽しむべきですね!
一度に召し上がる量が多いのでその分食物繊維も多く摂取できるのでデトックスの強い味方になってくれます。
今が旬!たけのこの美容・健康パワーたるや。デトックス×むくみ取り×ダイエット!